2015年7月29日

入間案内(景観50選)ーNo.4西洋館

入間景観50選のうちで、今回紹介するNo.4が最も文化的な価値が高いと思われます。

その名は”西洋館”。入間市河原町にある洋館で、現在でもテレビドラマの撮影に使われたりする、入間らしからぬスポットです。
現在は入間市所有の建物で、年に数回ですが建物内を見学出来る日があるのです。私が行ったのは去年なのですが、その時の写真を元に紹介していきたいと思います。
ちなみに今年、平成27年の公開はあと2回だけですね。こちらのページでチェックしましょう。

外観です。レンガはタイル貼りで、実際は木造建築とのこと。

正面玄関

正面玄関

かなり広い敷地です

かなり広い敷地です

 

中に入れる機会はあまりありません。
まだまだ修復を必要としている箇所も多いですが、かなり凝った内装であることが写真からもわかると思います。

玄関ホールから見る階段部分

玄関ホールから見る階段部分

 

この日は2階は立ち入り禁止でした。数少ない公開日のうち、2階も公開されている日が半分くらいあります。かなりレアですね。だいぶ傷んでいるので、今後修復が進めばもっと気軽に見られる日が来るかもしれません…

踊り場から2階を見てます

踊り場から2階を見てます

 

応接室。

立派な調度品が並んでいます

立派な調度品が並んでいます

 

ぶどうのレリーフが凝っています。

凝ったレリーフの調度品

凝ったレリーフの調度品

 

正式名称は「旧石川組製糸西洋館」と言います。石川組製糸とは、入間市黒須出身の実業家・石川幾太郎が明治26年(1893年)に起こした製糸会社で、昭和の始めには県内外9つの工場を持ち、全国有数の製糸会社だったそうです。西洋館は外国人が来訪した時の迎賓館として建築され、大正12年頃に竣工したとのことです。
建築学的には外観より内部が優れているといわれているので、是非お時間が合えばご覧になることをオススメします。数少ない公開日ですので、時間を合わせるのも大変かもしれませんが…
是非とも予算を付けて修復を進めて、後世に残して欲しい建築物ですね。

今気がついたのですが…景観50選の写真が無い!後日追加したいと思います…

このエントリーをはてなブックマークに追加
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)