ご存知のとおり、土木では図面を頻繁に扱います。
土木業界でよく使用されているのはCADソフトは、フリーウェアのJW-CAD、もしくはトップブランドのAutoCAD
個人的にはAutoCADユーザーで、正直JW-CADは使い方があまり良くわかりません。
AutoCADでは、作図のスピードアップのためにコマンドエイリアス(短縮コマンド)を使うと便利。コマンドエイリアスとはAutoCADのコマンドを1から3文字で実行するというもの。
たとえばLINEコマンドはLの一文字、COPYはCOの2文字。コマンド入力時はスペースキーもEnterと 同じなので、L→スペースでコマンドの入力が完了となります。
左手をキーボードに置き、右手でマウスを操作。これが作図時の基本スタイルですね。
ちなみにコマンドエイリアスはAutoCADのルートフォルダにある”acad.pgp”というファイルに定義されています。
これがacad.pgpの中。右がエイリアス、左がコマンド。
これを書き換えることで任意にコマンドエイリアスを設定することが出来ますが、自分の環境以外では混乱の元凶になるのでそこまではしていませんね。
※補足
ルートフォルダはインストール環境にもよりますが、私の環境ではここでした。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Autodesk\AutoCAD 2011\R18.1\jpn\Support
これはAutoCAD上から確認できます。
コマンドラインに「op」と入力すると、オプション画面が開きます。
「ファイル」タブをクリック。”acad.pgp”は「サポートファイルの検索パス」ツリーで表示されるパスに入っていました。
(ちなみにAutoCADは起動時に、ここで設定されているパスにあるカスタマイズファイル(.lspなど)を読み込みます。)
最新版は現在2016ですか。近年は毎年アップデートされていますよね。
20万円では官公庁ではキビシイですよねぇ。JW-CAD一択になるわけです。
サブスクリプションは年間\60,000強からでした。