さぁ、恒例となっている入間案内。今回はNo.17の八津池公園へとやってまいりました。
この北には加治丘陵と呼ばれる丘陵地帯があり、自然も豊富です。景観50選もこの辺りに集中しています。
八津池公園はその名の通り、八津池を中心とした公園。それなりに大きい池です。
栄えある50選の証の看板もありました。
八津池は、江戸時代初期から昭和30年代まで水田を潤してきた溜池でした。現在は、まわりの自然を生かしながら整備され、住宅地の中、貴重な水辺空間としてまた語らいの場として、人々に親しまれています。
江戸時代初期からですか…江戸時代は1603年からですからずいぶんと歴史ある溜池なんですね。現在は周辺に水田を見ることはありません。
こんな立て看板も…
この谷津池の付近は、昭和三十八年、昭和四十四年の二回にわたって発掘調査をした結果、武蔵国分寺に使用された瓦などを焼いた窯跡六基と瓦工房跡、竪穴各一が確認された地である。
天平十三年(七四一年)に聖武天皇は仏教によって鎮護国家の理想を達成するため国ごとに国分寺を建立する詔勅を発し、武蔵国にも国分寺、国分尼寺(現、東京都国分寺市)が創建された。創建以降に用いられた瓦はおもに南多摩、南比企、東金子などの窯群で焼成され、なかでも谷津池、新久、八坂前を中心とした加治丘陵の東金子窯群は、国分寺に近かったので、長期間にわたって瓦の製造焼成がなされたのである。
おそらくこの加治丘陵の斜面が登窯に適し、燃料や良質の粘土が豊富であったためであろう。
これは、まったく知りませんでした。焼き物の産地だったのですね。
加治丘陵の散策マップもあります。確かにこの辺りは歩くと面白いかも。
以前から思っていたのですが、茶畑に歩いての散策コースが整備されると嬉しいのですが。あとサイクリングロードも。
お茶の卸屋さんも点在しているので、休憩できる場所や飲食店も出来れば、人を集めることができる優良なコンテンツになるポテンシャルを秘めていると思います。これだけの景色はなかなか無いですからね。景色はそのうち写真を撮って、また紹介致します。
茶畑の中の道は基本的には農道ですので迷いやすいですし。
同士でもある島崎土建さんが工事しておりました。
弊社社長と島崎土建さんの社長とは同窓と聞いています。同じ入間の建設会社、作田工務店さんの社長とも同窓とのこと。
凄いですねぇ。一部では入間のゴールデン・ジェネレーションと呼ばれております。まぁ、ほんの一部ですが。というか私だけですが…
昔はもっと大きな池だったらしいです。